代表メッセージ 中島 勉 代表取締役社長 中島 勉からの代表メッセージ

MESSAGE

ニッチを見つけ出し
マーケットを大きくすることで
私たちも成長する

代表取締役社長

中島 勉

代表取締役社長

ニッチは、数少ない
フロンティアかもしれません。

世の中の人に知られているビジネスの多くは、成長期を通り過ぎ、成熟期を迎えています。

成熟は安定を意味します。しかし安定的であるが故に、右肩上がりの成長は、なかなか望むことができません。

安定的なビジネスの中に身を置く。それが一つの生き方であることは否定しません。ただ一方で、人は古来から、フロンティア=新天地を求め活動してきました。新大陸、新産業、新領域……。まだ見ぬものへの歩みには、ダイナミズムと発展の可能性がありました。

大陸も産業も領域も開拓しつくされ、「新」とつけるべき分野をなかなか見つけにくい時代、フロンティアと呼べる数少ない分野は、ニッチかもしれません。多くの人が見過ごす、あるいは通り過ごすものにこそ、右肩上がりの成長が秘められているのです。

私たちのビジネスは、ニッチであり、そしてフロンティアです。

私たちは「アストロプロダクツ」という工具専門店を展開しています。

1995年。私たちは、埼玉県深谷市に、第一号店をつくりました。取扱商品は、クルマやバイクの整備などに使うプロユースの工具。当時、プロユースの工具は、卸会社が自動車メーカーやディーラーなどを訪問して販売するのが一般的でした。普通に考えれば、必要なものを届けてくれる方が、わざわざ店舗に出向くより便利です。
しかし一号店は、埼玉県内だけでなく、遠く千葉県や神奈川県からも来客があるほど、盛況でした。わざわざ足を運ぶ理由。
それは、アメリカの有名ブランド工具を製造している中国・台湾のメーカーと直接取引を行い、同品質のものを自社ブランドとして早く安く仕入れて提供したこと、日本では販売されていなかった目新しい工具を展開したことの2つが要因でした。

卸会社を通さないため可能となった価格設定と本当に「欲しい!」というニーズに応えたラインナップ。

多くのお客様に支持され、この成功を皮切りに、以後北海道から沖縄まで、全国に190店舗以上を展開し、海外に進出するまでに成長。同時に、プロユースの工具は「お店で買う」という市場と文化を、私たちは先頭に立って生み出してきました。

成長を続ける会社には、
課題もあります。

私たちは現在、国内においては年間20~30店舗ペースでの出店を、海外においては2016年3月に進出したタイでの本格的な店舗展開と、さらなる新しい国への進出などを目標に掲げています。一見、順風満帆なビジネス展開。
しかし、課題も浮かび上がってきました。
それは、人材。
アストロプロダクツをお任せできる店長。店舗管理・物流などを強化できる本社スタッフ。今後注力するネット販売を担うスタッフ。海外からの仕入れや海外店舗の立ち上げを行うスタッフ。成長の原動力となる人材が、今、不足しています。

日本国内には、まだまだ店舗を増やせる市場がある上に、海外は、未だ手つかず。年間300種類の新商品をリリースしているように、工具には常に新しいものを開拓できる魅力があります。また、工具をお求めになるお客様に併せてご紹介できる商品(キャンプ用品やガーデニング用品など)を世界中で開拓できます。

ニッチの成長力とフロンティアのダイナミズム。店舗であろうと、本社であろうと、自ら仕掛けたことが、手応えとして返ってくる毎日。
そんな仕事を選んでみませんか?

工具を販売していますが、
私自身、オイル交換もできません。

クルマが好き、バイクが好き、工具が好きという必要はありません。私自身、工具を販売していながら、クルマの整備はおろか、オイル交換すらできませんから。

私たちの仕事に必要な資質は、まず「知らないことを苦にしないこと」、「お客様が求めている“もの”や“こと”に敏感なこと」。例えば、来店されるお客様は、私たちよりプロです。
整備の経験がない私たちが勝とうとしても、土台無理。ならば、商品マニュアルを片手にお客様と一緒にワイワイ盛り上がった方が、お客様だって楽しいはずです。そこまで距離を近づけることができれば、“こんな工具が欲しいんだ”という本音だって聞けるかもしれません。

もうひとつ必要な資質は、仕入値と売値の差を把握すること。私は店舗を訪問する時、仕入値表を持っていきます。そして店長や従業員に仕入値と売値の差を示し、「この利益が自分たちの給料につながるよ」と教えます。これは、単に“頑張れば給料が上がるぞ!”とニンジンをぶら下げるためではなく、売値ー仕入値の差益が、私たちのビジネスの本質の一面であることを伝えるためです。

世界中から日本で求められているものを見つけ出し、早く安く仕入れてお客様に提供し、最終的には差益で利潤を生み出す。最近では、全190店舗以上というスケールメリットを活かし、工具以外の商品仕入れも始めました。

開拓できるフロンティア=新天地は、まだまだ存在します。
私たちとともに、その領域に、足を踏み入れてみませんか? 今まで見たことのない風景が、そこにはきっと広がっているはずですから。

2024年度採用エントリーENTRY

アストロプロダクツで働く人々は、
ただ製品を売っているだけではありません。
店舗であろうと、本社であろうと、
自ら創造、発信したことが
手応えとして返ってくる毎日。
ほかにどこにもない刺激的な環境で
一緒にチャレンジしませんか?

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